1. HOME
  2. 事業案内
  3. システム開発事業
  4. IOT/AI/BI/セキュリティ事業

システム開発事業

System Development Business

システム開発事業

IOT/AI/BI/セキュリティ事業

IoTの活用事例を分野別に紹介

IoT01

現在「どのようにIoTが活用されているのか」、分野別に紹介します

▪️IoTの活用事例

IoTの分野別活用事例
物流 自動搬送ロボットによるピッキング作業など、倉庫業務の効率化。RFIDを利用したトレーサビリティ、ドローンや無人運転車の活用による配送に代表される物流革命(ロジスティック4.0)が起きている。
製造業 生産ラインをIoT化することで、費用対効果を最適化。設備機器の状態を可視化できるようにし、故障による被害を防止。

物流におけるIoT

物流業界では、IoTなどの最新テクノロジーを用いたDXを「ロジスティクス4.0」と呼んでいます。

現在、Amazonの躍進に代表されるECサイト市場の拡大により、物流業界は多品種を少量かつ多頻度で配送する必要に迫られており、その解決策としてIoTの活用が急速に進んでいます。

物流業界でのIoT活用例は、入荷から出荷までの倉庫作業のプロセスと配送作業のプロセスの2つに分類することができます。

仕分け、棚入れ・棚卸し、ピッキング作業におけるロボティクスを応用したシステムの導入が倉庫作業における代表的なIoT活用例です。たとえば、Amazonの倉庫はインターネット経由の注文に応じて、担当作業員の位置まで棚が自動で移動するシステムが導入されており、人間が広い倉庫内を歩き回る必要がありません。このシステムにより大量の注文が効率よくさばけるようになり、素早く顧客の手元に商品を届けるAmazonの強みを支えてます。

一方、配送作業ではTMS(輸配送管理システム)にIoTを活用しており、最適な人材の配置や配車ルートの効率化といった配送現場の見える化に役立っています。また、今後はドローンに代表される無人航空機(UAV)を利用した空の輸送や自動運転トラックの早期実現に期待が高まっています。

製造業におけるIoT

ドイツ政府が推進する国家プロジェクト「インダストリー4.0」(第4次産業革命)の構想に注目が集まったことから、日本の製造業においてもIoTを活用したオートメーション化などが導入され始めています。

製造業におけるIoT活用例の特徴は、ロボティクス、AI、M2Mと連携していること。生産ラインの省人化・効率化を測る先には、スマートファクトリー(考える工場)の実現を見据えています。

スマートファクトリーでは工場内のあらゆる機械設備や管理システムがインターネットに接続し、データを収集。どの場所でどのくらい作業員が働いたのか数値化することで各工程の分析が可能となるため、工場の生産性や設備稼働率の向上が期待されています。

また、設備機器の状態をセンサーやレーダーによって監視するとともに、振動や温度の変化などからも異常を検知。故障する前にアラートが出るので素早いメンテナンス・修理が可能になり、設備故障による被害を最小限に留めることができます。

IoTとAIの関係性

IoT2
IoTを語るうえで欠かすことができないのがAI(人工知能)の存在。ともにDX実現において重要な役割を担うことが期待されていますが、両者には密接な関係があります。

5Gの実用化が始まり、社会のIoT化が急速に進み始めるとあらゆるモノがインターネットに接続する時代が訪れると考えられています。IoT化の波はこれまでデータ集計が行われてこなかった分野にも到達。つまり、IoT化が進むにつれて従来とは比較できない規模のビッグデータが収集されるということです。

IoT機器が収集したビッグデータはAI(人工知能)によって解析されるとともに、そのデータをもとにした新たなAIモデルが誕生。IoT機器に新しいAIモデルが搭載されれば、従来以上の機能性を有することになるとともに、さらにデータの収集を継続します。
このようにIoTとAIは密接な関係を築き上げながら、相乗効果を生み出すと期待されています。

★IoTとAIが生み出す相乗効果① IoT化の加速により、さまざまなIoT機器が普及し、情報収集する

② IoT機器が収集したビッグデータをAIが解析し、結果をもとに新たなAIモデルが誕生

③ 新たなAIモデルを搭載したIoT機器が普及し、情報収集を継続する