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DX推進事業

Digital Transformation Service

DX推進事業

DX推進ソリューション

DXとは

DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)とは、
進化したIT技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革させるという概念のことです。

2018年に経済産業省が公表した定義には、
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、
顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、
業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
と提唱されています。

DXを簡単に言うとデジタル技術によって事業を抜本的に改革するという事になります。

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DXが求められる背景「2025年の崖」による2つの問題

「2025年の崖」は、経済産業省が2018年9月に発表した「DXレポート」の副題に付けられた、
日本企業が直面するリスクの呼び名です。

2025年にはIT人材不足が約43万人に倍増する、21年以上運用する基幹システムが60%以上になる、
メインフレームの担い手の高齢化が進むなど、日本企業が抱える課題が一気に深刻化することが想定されると言われております。

① システムの老朽化

多くの企業では、既存のシステムがレガシーシステムとなっていると「DXレポート」(P.6)は指摘しています。
レガシーシステムの定義を同レポートから抜粋すると、
技術面の老朽化、システムの肥大化・複雑化、ブラックボックス化等の問題があり、
その結果として経営・事業戦略上の足かせ、高コスト構造の原因となっているシステム
のことでこれまでシステムの更新を後回しにしていたツケが出てくるといったものです。

「DXレポート」

② IT人材の不足

老朽化システムの仕様を把握している人材は、高齢化や定年退職の時期を迎えています
また、古いプログラミング言語を使いこなすスキルを持つ人材の確保は難しく
今の仕組みをそのまま維持することはコストがかかるだけでなく人員的にも困難になってきます。

今後危惧されるのは、システムの保守・運用を担当する人材の不在による、
サイバーセキュリティやシステムのトラブル、データ滅失などのリスクが挙げられています。

老朽化したシステムを使用されている企業様ではこういったリスクがついてまわることになり、
問題を先送りするほど、そのリスクは大きくなっていきます。

DXのキーとなる技術(テクノロジー)とは

DX化を行う上でキーとなる技術を紹介させて頂きます。

■クラウド

DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現には、
市場の動向や顧客情報に関する膨大なデータが必要といえます。

クラウドサービスとは、従来のダウンロードが必要なソフトウェアや物理的なサーバーではなく、
インターネット上でさまざまなツールの使用やデータ保存等が行えるものです。
膨大なデータを使用(管理)するDX(デジタルトランスフォーメーション)において、クラウドの活用は必須だといえます。

■IoT

IoTはInternet of Thingsの略称で日本語では「モノのインターネット化」を意味しています。
さまざまなモノ、場所などとインターネットを繋ぐことで、機械の制御や情報収集(管理・監視)などを行える仕組みです。
センサーや人の操作から情報を取得し、その情報を解析して、
機械を操作したり稼働状況を把握したりといったフィードバックを行います。

■AI

AIとは人工知能のことです。
現在、一般的には、収集した大量のデータ(ビッグデータ)より学習させ、
ケーススタディを行うといった機能を指すことが多いでしょう。
今後もさらなる発展が見込まれており、様々な分野においてデジタルテクノロジーの活用には欠かせない存在といえます。

■5G(6G)

第5世代移動通信システム(第6世代移動通信システム)とも呼ばれる新しい通信インフラのことです。
5Gについては「高速大容量」で容量の大きいVR動画などの通信もスムーズにできるほか、
「低遅延通信(タイムラグ)」「多数同時接続」という特徴を持ち、IoTや医療現場などでの活用が期待できるとされており、
社会の課題解決や通信環境の拡大といった分野で広がりをみせていきます

また、6Gについては2030年ぐらいを目途により高速で高度な通信となり、
人、モノの通信(フィジカル・サイバー)の融合を高度化させていくといったことより高度な通信となっていきます。

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DX化のメリット

① 労働人口の減少への対応

一昔前と今では経理担当者の人数は減っていると思います。

しかしそれは単純に人を減らしたのではなくテクノロジーの進歩によって同じ量でもかかる時間が大幅に減ったことにあります。
DX化することで「今の当たり前」から「変革を行う」ことで業務効率の向上や従業員の役割の変更といったことも可能になります。

② コスト削減

今まで人が行っていた業務をシステム等で行えることによってスピードやコストも変わっていきます。
特にデータ入力等、単純作業ほど時間や手間がかかるものですが、今ではRPA(ロボット)等が単純作業を行えます

③ 生産性の向上

コスト削減でも紹介しましたが単純作業等の手間がなくなり、「考えること」に時間が回せるようになります。
それによって生産性の向上はもちろんのこと、新しい製品やビジネスの開発といったことに時間や人を割けるようになります。

④ 属人化からの脱却

企業において技術力やノウハウを伴うものほど「属人化」しがちです。

ベテラン従業員が退職したから会社が回らなくなるといった話を耳にすることもあるかと思いますが、
DX化によって個々の従業員のノウハウや取り組みを集約し、AI等でケーススタディを行なっていくことで
誰もが一定以上の水準で業務を行えるようになり「平準化」や「業務効率の向上」に繋がります。

DX取り組み

弊社では、上記DXが求められる背景、DXのキーとなる技術(テクノロジー)、DX化のメリットを踏まえて、弊社ならではのサービス、最大限に貢献できるように取り組んでいます。

その中で一例として以下のことを実施しております。

1. データ統合・整備コンサルテーション

データ分析等の業務を行う者がデータを使いやすいように整備・管理し、企業活動に活用できるようご支援いたします。

2. データ統合・データ整備

企業内外にある各種データを統合してひとつのデータにまとめます。

  • データに欠損データ(値のないデータ)が含まれている
  • 数値データに特異値が含まれている
  • 分析期間を外れるデータが含まれている
  • 会社名に表記が異なっている ABC株式会社、ABC(株)、abc株式会社
  • 単位の異なる長さ・重さデータが混在している cm/mm、kg/g
  • 重複しているデータがある など

3. データマイグレーション・データ移行

旧システムから新システムへマイグレーションに伴うデータ移行のサポートを行います。
データ移行は、データ仕様書と実データが異なっている、移行の途中でイレギュラーなデータが出てくる等の問題も多く、多くの工数が必要になります。移行する実データを事前に調査・解析することで工数の低減を図り作業を行います。また、移行する必要のないデータの見極めも行います。